2014年 長崎くんち 踊り町と奉納お踊り

2014年の踊り町と奉納踊りをご紹介したいと思います。

今年はヤムヤムのある興善町も踊り町で本踊りを奉納予定ですので、
踊り町の目線でのご紹介も少し出来るかと思います。

今年は7ヶ町が踊り町で昨年比1ヶ町多い奉納となります。
出し物も、本踊り2ヶ町、山車が祝い船、川船、龍船の3ヶ町
に担ぎものの鯱太鼓と名物の蛇踊りと多彩な奉納踊りになります。

実は、祝い船の八幡町の奉納には今年は山伏道中、剣舞が含まれて
おり、実際は本踊り3ヶ町とも言える内容です。

具体的町名と奉納踊りの概要は以下の通りです。
掲載は諏訪神社の長坂での奉納踊りの順番となっております。

1.興善町

傘鉾・本踊〔石橋〕(ほんおどり しゃっきょう)

 

2.八幡町

傘鉾・山伏道中(やまぶしどうちゅう)・剣舞(けんぶ)・弓矢八幡祝い船(ゆみやはちまんいわいぶね)

3.万才町

傘鉾・本踊(ほんおどり)

 

4.銀屋町

傘鉾・鯱太鼓(しゃちだいこ)

 

5.五嶋町

傘鉾・龍踊(じゃおどり)

 

6.麹屋町

傘鉾・川船(かわふね)

 

7.西濵町

傘鉾・龍船(じゃぶね)

 

2013 長崎くんち 踊り町と奉納踊り

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2013/09/16

長崎くんちの歴史と、長崎くんちの持つ意味と目次

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長崎くんちが始まったのは、寛永11年(1634年)




幕府より派遣されている長崎奉行より「諏訪祭礼」を行なう旨
御触れが出され、諏訪神社の初代青木宮司が、宝殿、拝殿を造営し、
神輿を造ったり、お旅所を大波止と定め、重陽の節句の9月7日から
9日迄の3日間で、しめ縄を引いたお旅所までお神輿で神様を渡御、
お旅所で御逗留、翌々日還御されるというお祭りの全体のルールを
定めて敢行したのが始まりだそうです。 
  















長崎の当時の総町(内町と外町合わせて64ヶ町)から渡御11町、
還御10町が選ばれた奉納、中日にお旅所で、音羽と高尾という芸者

が小舞を奉納したのが始まりで、以降奉納する各町が嗜好を凝らした
踊りを出すこととなった様です。奉納踊りの語源は此処から来ている
ようです。
  






見方を変えると、徳川幕府が奉行を市民に認知させるとともに、
幕府の権威を示す機会を作った
とも言えます。
又、市民の方も、貿易で得た利益が市民にも還元されていて、暮らし
も安定
していた上に、貿易で外国から得られる珍しいものを利用して
、色々な奉納踊りを編み出し、華美を競い合うことが、大きな楽しみ
になったのではないかと思われます。 







そして、これが長崎の豊かな文化を作り上げて来たと考えられます。

そう言う意味でも、長崎くんちは長崎には無くてはならないものだ
ったと考えるべきでしょう。




それでは、2013年の長崎くんちの
踊り町とその奉納踊り(含む傘鉾)をご紹介します。
更新の順序はバラバラですが、
ここでは奉納の順番でご紹介します。

便利なように、町名をクリックして頂くと、
その町のページにリンクしてご覧になれる様に
なっています。

1番 紺屋町    本踊り 傘鉾
2番 舟大工町  川船
3番 丸山町    本踊り
4番 本石灰町  御朱印船


番 栄町     阿蘭陀漫才
番 万屋町    鯨の潮吹き

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