2014年 長崎くんち 踊り町と奉納お踊り

2014年の踊り町と奉納踊りをご紹介したいと思います。

今年はヤムヤムのある興善町も踊り町で本踊りを奉納予定ですので、
踊り町の目線でのご紹介も少し出来るかと思います。

今年は7ヶ町が踊り町で昨年比1ヶ町多い奉納となります。
出し物も、本踊り2ヶ町、山車が祝い船、川船、龍船の3ヶ町
に担ぎものの鯱太鼓と名物の蛇踊りと多彩な奉納踊りになります。

実は、祝い船の八幡町の奉納には今年は山伏道中、剣舞が含まれて
おり、実際は本踊り3ヶ町とも言える内容です。

具体的町名と奉納踊りの概要は以下の通りです。
掲載は諏訪神社の長坂での奉納踊りの順番となっております。

1.興善町

傘鉾・本踊〔石橋〕(ほんおどり しゃっきょう)

 

2.八幡町

傘鉾・山伏道中(やまぶしどうちゅう)・剣舞(けんぶ)・弓矢八幡祝い船(ゆみやはちまんいわいぶね)

3.万才町

傘鉾・本踊(ほんおどり)

 

4.銀屋町

傘鉾・鯱太鼓(しゃちだいこ)

 

5.五嶋町

傘鉾・龍踊(じゃおどり)

 

6.麹屋町

傘鉾・川船(かわふね)

 

7.西濵町

傘鉾・龍船(じゃぶね)

 

2013 長崎くんち 踊り町と奉納踊り

2013 長崎くんち >> 記事詳細

2013/09/27

奉納踊り町と奉納踊りのご紹介 本石灰町

Tweet ThisSend to Facebook | by tanaka
本石灰町と書いて、”もとしっくいまち”と読みます。しっくいは石灰の
唐音読みです。

今年の踊り町の船大工町、本石灰町、丸山町はお互いに隣接している
町同士で、思案橋電停から丸山公園を目指すと、先ず通るのが、
本石灰町のメインストリートです。その両側に広がる歓楽街は長崎県内で
一番の歓楽街です。


思案橋から見た本石灰町のメインストリート。
両側が本石灰町です。


昔は、キャバレーやクラブといった高級な飲み屋が立ち並んでいたのです
が、最近はパチンコとカラオケ、居酒屋といった業種が目に付きます。
40年以上前の記憶だけを紐解けば、この通りを一本中に入ると小さな
バーが並ぶ細い迷路が今も残っているのではないかと思うのですが??
希望的観測かも?



本石灰町の奉納踊りは御朱印船、昔はこの地域まで海岸線が喰い込んで
いて、マカオの周辺から運んでいた石灰をこの町の周辺で下ろしていた
のが、石灰町の名前の由来だそうです。
当然、貿易商も沢山住んでいた様で、その中の豪商「荒木宗太郎」が
ベトナムの王女アニオーを娶って長崎港に帰ってくるという設定で、
アニオーが乗ってきた御朱印船が奉納踊りに成ったようです。


 

前は「紅葉狩り」という本踊りだったのですが、その頃にも「神山車」
(みやまぐるま)の曳(ひき)物が付いていて、昭和40年に、
アニオー行列に変わった際に、その神山車が、御朱印船に変わった
ということのようです。

奉納踊りは、まず最初に、アニオーの行列が入場して、その後に
6m、6トンの大きな御朱印船が入港し、豪快に回るという内容に
成っているようです。
6日の夜には、ベトナムのアンサンブルグループがライブで町内を
盛り上げるとか?
できれば、これにも参加したいですね!

傘鉾も御朱印船に変わった時に、町名の飾りから、朱印船の名札と
ひょうたんの飾りに変わりました。
垂の紋様もアニオー行列に変えたとのこと。
 
写真はネットで公開されているものを使用させて頂いています。
14:58 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)

日誌

長崎くんち2014
一件も該当記事はありません。